高槻ご意見番

「高槻ご意見番」の代表で、高槻市議会議員の北岡たかひろのブログです。

平田裕也市議を刑事告訴へ。利益団体との選挙協力が意味するものとは?

「旧統一教会との接点が判明した自民・無所属議員団(福井浩二・まなべ宗一郎・平田裕也・こうのきよし・中村明子の各市議)@高槻市議会」と4月10日のブログに書き、ほぼ同じ内容のビラも配布しています。立憲民主党の辻元清美参議院議員も、旧統一教会と接点があったことが大きく報じられましたので、それよりもさらにひどい実態が自民党にあったことを、市民の皆さんにお知らせするためです。

こういうことを指摘されたら、辻元清美議員のように、事実関係を確認したうえで、それに基づいて説明するのが、一般的な政治家の行動ではないかと思います。辻元清美議員は、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関連団体の勉強会に参加していたことを認め、会費2千円の領収書も公開し、「領収証の内容を十分認識しないまま受け取っていた。今後、一層慎重に対応する」と説明しました。

同じような対応がされると予想していたのですが、平田裕也市議の対応は、私の想像の斜め上を行きました。私の言っていることを、いきなり事実無根・デマだとして、「こんな馬鹿なことを張り切ってする議員が高槻にいるんですよ…情けない。」「恥ずかしい」「みっともない」等と悪態を吐き出したのです。

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私は、「事実でないというなら、何が事実でないのか、具体的に教えてください。」等と問いましたが、まったく説明はありません。

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普通なら、仮に壇上の人物のことを知らなくても、大隈和英氏らに、その人物が旧統一教会との信者であるかを確認したうえで、「自民党公認大隈和英候補を選挙で当選させるため、大隈さんの集会に参加し、旧統一協会の信者の方と『がんばろー』と発声して選挙に協力しましたが、その方が信者とは知りませんでした。」といった説明をするべきではないかと思います。こうした集会に参加すること自体、選挙協力以外の何物でもありませんので、参加していた市議らは、旧統一協会の信者の方と選挙で協力していたといえます。

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私は「事実なのに、『事実ではない。デマだ。』と言って、その虚言を根拠に、相手方を『恥ずかしい』人物だとしているのであれば、非常に問題だと思いますよ。」と警告したのですが、私への悪態はやまず、非常に挑発的な投稿までされました。

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さすがに堪忍袋の緒が切れました。名誉毀損か侮辱に該当すると思いますので、平田裕也市議を刑事告訴する方針です。こちらの動画のとおり、ネット中傷については、警察に相談しても、すぐに告訴を受理してくれるわけではありませんので、告訴しましたと直ちにはいえないと思いますが、告訴を前提に、警察に相談したいと思います。

他の自民党の市議らは、私が見る限りダンマリのようですが、自民党の関係者からも裏を取っています。

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さて、何が問題なのか、よく分かっていない方もおられるようなので、私も説明が足りなかったと反省しているのですが、要は、団体から選挙協力があるということは、一般的には、その見返りが、政治家の側からあるということです。

こうした団体を「利益団体」「圧力団体」といい、商工会議所や労働組合、宗教団体、職業団体、地縁組織、NGO、NPOなどだとウィキペディアでは解説されています。

濱田市長の街頭活動のスタッフの方が私の知り合いだったので、話をすると、「私は○○から動員された」とおっしゃられていました。この○○等には市から補助金が出ていたりするわけですが、上記の利益団体に所属する皆さんが、現職の市長である濱田市長を支援していると考えられます。こういう構図が全国的にも一般的なものでしょう。

当然、市長だけではなく、国会議員や地方議員も、選挙協力を受け入れているということは、そういうことだと推察されます。

だから、自民党・自民系の議員らが参加する集会で、壇上でがんばろうコールをするくらいまでの立場の方であるということは、辻元さんが参加した勉強会を主催したのとは、訳が違う影響力があると考えられるわけです。

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大隈和英氏は、4月3日に上記のツイートをしていました。「こども家庭庁」の名称変更については、旧統一教会が・・・選挙協力の影響があったのか、なかったのか、私には知る由もありませんが。

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高槻ご意見番 代表 北岡隆浩(高槻市議会議員)