高槻市の「はにたんプレミアム商品券」の詳細が公表されました。
商品券名称 | はにたんプレミアム商品券 |
発行冊数 | 総数10万冊 |
販売価格 | 1冊あたり10,000円/冊(利用可能額12,000円)500円券×24枚 1冊内訳 ■全店共通券6000円分(500円券×12枚) ■中小店専門券6000円分(500円券×12枚) |
販売方法 | 6月22日(月)~7月11日(土)まで、インターネット又は専用ハガキにて予約受付予定。引換通知ハガキと引き換えにて販売します。 ※応募多数の場合は「抽選」となります。 |
利用期間 | 平成27年8月20日(木)~平成27年12月31日(木) |
半分が中小店でのみ利用可能、というのが高槻市の独自政策ということです。それ以外、所得制限・年齢制限等の条件も一切なく、お金さえあればどなたでも購入できます。以前「プレミアム商品券は高槻市の課題解決につながるインセンティブが働くものにすべき」と書きましたが、もう一工夫できなかったのでしょうか。
商品券利用可能店は今のところ116件(今後変更の可能性も)。どのお店が「中小店」に当たるのか、まだ不明です。(6月21日に確認したところ、専用HPに中小店かどうかが記載されるようになっていました。)
総数10万冊・1人5冊までなので、2万~10万人の方がこの商品券を手に入れるわけですが、経済効果は限定的・一時的になるのではないでしょうか。事後に効果を検証する必要があるかと思います。
<追記>
中小店については、大規模小売店舗立地法で定める店舗面積が1000平米を超える店舗を大型店とし、それ以下を中小店とするとのこと。大型店と中小店の区別は、専用ホームページにて順次公表を行うのと、商品券の引き換え時には、大型店と中小店の区別を記載した取扱店舗一覧をお渡しする予定とのことですが、応募ハガキ付きのチラシにそれを書いていないと、ネットを利用できない人は困りますよね。