これも12月議会の2日目の本会議で。
新型コロナウイルスの影響で小中学校の修学旅行が中止になった場合、キャンセル料が発生することもあるのですが、それを高槻市が負担することで保護者を支援するための予算も補正予算案に計上されています。
なお、修学旅行については、現在、キャンセル料の費用負担が1校で発生しているものの、当初の予定の日程や行き先を変更するなどして、全ての小中学校で実施できる見込みだそうです。
以下は議会でのやり取りです。原稿とメモに基づいているので不正確な部分もあることをお許しください。
■議案第107号 令和3年度高槻市一般会計補正予算(第10号)
●学校運営管理事業
<1回目>
小中学校において修学旅行が急遽中止となった場合等のキャンセル料に係る保護者負担支援として、5270万5千円が計上されています。
(1)今年度の修学旅行の実施状況はどうなのでしょうか?キャンセル料が発生したケースもあるのでしょうか?見込みも含め、詳細をお答えください。
⇒今年度の修学旅行については、新型コロナウイルス感染症の感染リスク等を考慮し、当初予定していた日程や行き先を変更したり、日帰りで実施したりするなど、各学校が工夫をして実施しております。
キャンセル料の費用負担については、現在1校で発生しており、今後も実施日直前に、臨時休業措置となった場合には、費用負担が生じる可能性があります。
(2)また、この5270万5千円の算定根拠もお答えください。
⇒補正予算の設定額につきましては、小学校5校、中学校3校が直前にキャンセルになった場合の額で算出しております。
<2回目>
(1)修学旅行のキャンセル料の費用負担が1校で発生しているということですが、その学校の修学旅行はどうなったのでしょうか?お答えください。
⇒キャンセル料の費用負担が発生した 当該校では、改めて日程を調整し、12月中に修学旅行を実施する予定でございます 。
(2)各学校が、当初の予定の日程や行き先を変更するなど、工夫して実施しているということですが、全ての小中学校で、修学旅行が実施できそうなのでしょうか?お答えください。
⇒一問目でもお答えしましたように、様々な工夫を行うことにより、全ての小中学校で実施できる見込みです。
<3回目>
あとは意見です。
全ての小中学校で修学旅行が実施できる見込みだということで、安心しました。オミクロン株で、ちょっと雲行きが怪しくなってきていますが、全ての学校で無事、修学旅行ができるように祈っております。
9月議会では、中村明子議員が、「この2年間、本当に様々な我慢を子どもたちはしてきています。ぜひ卒業年度の児童生徒である小学6年生、中学3年生の思い出づくりには、学校をはじめ、教育委員会、市を挙げて取り組んでいただきますよう強く要望いたします。」と述べられました。私もまったく同感です。
万が一、修学旅行ができなかった場合には、子ども達の思い出になるようなイベント等を考えてあげてください。よろしくお願いします。