高槻ご意見番

「高槻ご意見番」の代表で、高槻市議会議員の北岡たかひろのブログです。

今回の高槻市長選挙も共産党まで濱田市長に相乗り

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今から12年前の高槻市長選挙でも、自民党から共産党まで、濱田市長を相乗りで支援・応援していましたが、今回も同様の状態です。

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ツイッターでも、上の画像とおり、日本共産党の高槻市議選の候補者が、濱田市長への投票を呼びかけています。社民党川口市議も濱田市長支持とのことでしたので、維新候補vsその他の既成政党という、大阪市長選でも見られた構図となりました。

無料公開中の拙著「高槻市役所の「闇」(1)~与野党相乗りの弊害~」で書きましたが、実は、違法な「有給職免」によって、共産党系の労働組合の市職員ほうが、連合系・民主党系の労働組合の市職員より、多額の不当な給与を得ていたことがありました。

第三章 他部署でも違法な有給職免が
(中略)
 労働組合・職員団体には、自治労系(民主党系)と共産党系のものがあり、規模は自治労系のほうが大きい。だが、有給職免については、共産党系の団体がより多く取得していた。
(中略)
市長部局分(平成二〇年(行ウ)第七一号)
(中略)
 ・自治労連日本共産党系の労働組合)所属の職員一七名に対して、総額126万3502円。
 ・自治労(連合系・民主党系の労働組合)所属の職員九名に対して、総額52万2313円。


過去に遡れば、もっと多額の違法な利得があったと考えられます。行政・市長側とこういった関係にあったわけです。

また、この共産党の候補者は、下の画像のとおり、市バスに関する濱田市長の支援団体のツイートリツイートしています。

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高槻市長 はまだ剛史 支援団体@新たな飛躍をめざす市民の会
@hamada_koenkai

市バス事業は徹底したコスト削減と効率化による民間並み経営のもと路線を維持し、ライフステージに応じた多様なサービスを提供してきました。今後も高槻の強みである市バスを最大限に生かし、高槻にしかできないオンリーワンのサービスをより充実します。



濱田市長が、非公開で、高槻市バスの民営化を検討中であることは先日書きましたが、これを読むと、まったくそんなことは感じられません。

この文章のポイントは、「市営バスを守ります!」としてはいるものの、「民営化はしません」とか「公営を維持します」とはしていないことと、「市バス事業は・・・民間並み経営のもと路線を維持し・・・てきました。」と過去形になっていることです。

つまり、「市営バスを守るために、今後、民営化が必要です。」という将来もありえるわけです。そうなっても言い訳・逃げができるように、巧みな文章を作ったと考えられます。

濱田市長による高槻市バス民営化検討や、日本共産党による大阪維新の会の市議団への不当な攻撃については、こちらの動画をご覧下さい。



印象操作・情報操作で欺かれないように、ご注意下さい。

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高槻ご意見番 代表 北岡隆浩(高槻市議会議員)