高槻ご意見番

「高槻ご意見番」の代表で、高槻市議会議員の北岡たかひろのブログです。

【高槻市営バス】物価高等で約1億2千万円の赤字決算。同業他社と同じ運賃にすべき時期では?

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一昨日の本会議ではこの高槻市営バスの決算についても質問しました。以下は最後に述べた意見です。

 令和6年度の高槻市自動車運送事業会計の収支は、営業収益は回復したものの、人事院勧告に従って給与を引き上げたために、人件費が増加し、物価高で車両修繕費等も増加して、結果、1億2173万7402円の赤字決算だったということです。
 これまで経費削減に取り組んでこられたと思いますが、そうした経営努力だけでは、今後、黒字に転換するのは難しいのではないでしょうか?
 お米の値段に象徴されるとおり、物価高のために、すべてのものが値上がりしています。
 路線バス各社も運賃を値上げしていて、競合路線以外は、この9月からは、大人250円くらいになっているようです。
 高槻市営バスの均一制運賃は現在、大人で220円ですが、同業他社と同じくらいに値上げしないと、経営が維持できないのではないでしょうか?決算の数字や、経済状況からして、高槻市バスも、運賃の改定を議論すべき時期に来ていると、私は思います。
 それから、中途退職者の平均年齢より、新規採用者の平均年齢のほうが高いなんて、おかしいですよね。新規採用者の平均年齢が52歳9か月ということですので、若い運転士どころか、中堅の運転士さえ、なかなか採用できないわけです。
 これについては、前々から言っていますが、高槻市営バスは、新規採用を会計年度任用職員に限っている、つまり、正規職員としての新規採用がなくて、会計年度任用職員は正規職員と同じ業務=バスの運転という同じ業務をしているのに、正規職員への登用試験の合格率は約10%と狭き門もなっていて、高槻市営バスの運転手になっても、将来にあまり希望をもてない状況になっているということも大きな原因だと思います。令和6年度中にも、京都市営バスと同じ採用条件にできたと思うんですが、何故しなかったのか、大いに疑問です。
 運賃を改定して、黒字が出たら、それをまずは人件費に充てて、会計年度任用職員の皆さんを、全員正規職員にしたうえで、新規採用については、京都市営バスと同じく、すべて正規職員として募集をしてください。要望しておきます。
 それから、開業70周年記念グッズの記念トミカも好評だったようですが、たかつき観光大使の「高槻やよい」さんのラッピングバス高槻やよいライナー」のトミカのミニカーも販売できないのか、ぜひ検討してください。要望しておきます。



以下は一昨日の本会議でのやり取りです。原稿とメモに基づいているので不正確な部分もあることをお許しください

■認定第8号 令和6年度高槻市自動車運送事業会計歳入歳出決算認定

<1回目>

(1)令和6年度は、バスの運転士の職員を、何人採用できたのでしょうか?平均年齢は何歳だったのでしょうか?お答えください。

⇒採用人数についてですが、月額制会計年度任用職員を7名、時間額制会計年度任用職員を3名採用しており、採用日時点の平均年齢は52歳9か月でした。

(2)令和6年度において、中途退職した人は何人だったのでしょうか?平均年齢は何歳だったのでしょうか?お答えください。
 また、定年退職された方は何人だったのでしょうか?再任用後に退職された方は何人だったのでしょうか?それぞれお答えください。

⇒中途退職者数については9名で、退職日時点の平均年齢は52歳3か月でした。
 また、定年退職は3名、再任用職員の任期満了は1名でした。

(3)令和6年度において、会計年度任用職員から常勤職員になった方は、何人だったのでしょうか?何人が、そのための試験を受けたのでしょうか?お答えください。

⇒正規職員への登用についてですが、人数は3名で、受験者数は28名でした。

(4)人事院勧告に従ったため、人件費も増加したということです。その影響は、何円だったのでしょうか?お答えください。

人事院勧告による人件費全体への影響額は、約8300万円でした。

(5)前年度と比較すると、物価高の影響は、どれだけだったのでしょうか?何に、何円ほど、影響があったのでしょうか?お答えください。

物価高の影響についてですが、物件費のうち、車両修繕費では、部品単価が平均で約10%増加しただけでなく、作業工賃単価も人件費の上昇等により約10%増加したことから、全体で約2400万円のコストアップとなりました。
 また、燃料油脂費では、軽油の年間の平均単価が昨年に比べて約2%増加し、その影響額は約440万円となりました。

(6)監査委員の決算審査意見書の49ページには、「雑収益の減は、主に前年度において、開業70周年記念グッズとして、市営バスの記念トミカの販売があったことによるものである。」とあります。その記念トミカは、いくつ売れたのでしょうか?収益はどれだけあったのでしょうか?
 また、交通部のサイトを見ると、市営バスオリジナルグッズを販売していますが、令和6年度は、何が、どれだけ売れたのでしょうか?収益はどれだけだったのでしょうか?それぞれお答えください。

⇒雑収益についてですが、令和6年度の記念トミカの販売個数は381個、収益は約46万円でした。
 また、市営バスのオリジナルグッズについては、サウンドバスやぬいぐるみ等の合計で、約180万円の収益となりました。

<2回目>

(1)中途退職者の平均年齢は52歳3か月で、新規採用者の平均年齢が、それよりも6か月年長の、52歳9か月だったということです。
 新規採用者のほうが、中途退職者より、平均年齢が高いわけですが、採用試験を受けた受験者の平均年齢は何歳だったのでしょうか?お答えください。
 また、高槻市営バスを中途退職した9名のうち、会計年度任用職員は何人だったのでしょうか?正規職員は何人だったのでしょうか?どこへ転職したのでしょうか?お答えください。

⇒受験者の採用日時点における平均年齢は49歳2か月でした。
 また、中途退職者9名の内訳は、会計年度任用職員が6名、正規職員が1名、再任用職員が2名で、各々の転職先等は把握しておりません。

(2)正規職員への登用率は、約10.7%と、相変わらず狭き門ですが、登用の基準は何なのでしょうか?成績が一定の基準を満たしているだけではなく、年に3人まで等、登用する人数に上限を設けているのでしょうか?お答えください。

⇒登用の基準等についてですが、登用予定人数や受験資格等を募集要項にて定めた上で、筆記試験及び面接試験に合格した職員を登用しております。

(3)物価高騰の影響によって、経費が約10%上昇したということのようです。
 乗り合い自動車の運賃のうち、普通旅客運賃の上限額を大人210円から、220円に引き上げたのは、平成26年度でした。
 その頃と比較すると、物価の上昇の影響によって、経費は何%増えているのでしょうか?お答えください。

⇒物価の上昇による影響についてですが、平成26年度決算では約1億1100万円だった車両修繕費は、令和6年度決算では、約1億9000万円へと増加しています。
 平成26年度と現在では、保有するバス車両の平均使用年数が異なり、修繕内容等も大きく異なるため、これらの比較により、物価上昇の影響額を算定することは困難です。

(4)コストが10%も増加したら、運賃も10%くらいは値上げしないと、経営が行き詰まってしまうのではないでしょうか?令和6年度の決算が出たわけですが、運賃の値上げについては、市としてどのようにお考えでしょうか?見解をおきかせください。

⇒運賃改定についてですが、決算認定に係る質疑のため、答弁は差し控えさせていただきます。

<3回目>

 あとは意見だけ述べます。
 令和6年度の高槻市自動車運送事業会計の収支は、営業収益は回復したものの、人事院勧告に従って給与を引き上げたために、人件費が増加し、物価高で車両修繕費等も増加して、結果、1億2173万7402円の赤字決算だったということです。
 これまで経費削減に取り組んでこられたと思いますが、そうした経営努力だけでは、今後、黒字に転換するのは難しいのではないでしょうか?
 お米の値段に象徴されるとおり、物価高のために、すべてのものが値上がりしています。
 路線バス各社も運賃を値上げしていて、競合路線以外は、この9月からは、大人250円くらいになっているようです。
 高槻市営バスの均一制運賃は現在、大人で220円ですが、同業他社と同じくらいに値上げしないと、経営が維持できないのではないでしょうか?決算の数字や、経済状況からして、高槻市バスも、運賃の改定を議論すべき時期に来ていると、私は思います。
 それから、中途退職者の平均年齢より、新規採用者の平均年齢のほうが高いなんて、おかしいですよね。新規採用者の平均年齢が52歳9か月ということですので、若い運転士どころか、中堅の運転士さえ、なかなか採用できないわけです。
 これについては、前々から言っていますが、高槻市営バスは、新規採用を会計年度任用職員に限っている、つまり、正規職員としての新規採用がなくて、会計年度任用職員は正規職員と同じ業務=バスの運転という同じ業務をしているのに、正規職員への登用試験の合格率は約10%と狭き門もなっていて、高槻市営バスの運転手になっても、将来にあまり希望をもてない状況になっているということも大きな原因だと思います。令和6年度中にも、京都市営バスと同じ採用条件にできたと思うんですが、何故しなかったのか、大いに疑問です。
 運賃を改定して、黒字が出たら、それをまずは人件費に充てて、会計年度任用職員の皆さんを、全員正規職員にしたうえで、新規採用については、京都市営バスと同じく、すべて正規職員として募集をしてください。要望しておきます。
 それから、開業70周年記念グッズの記念トミカも好評だったようですが、たかつき観光大使の「高槻やよい」さんのラッピングバス高槻やよいライナー」のトミカのミニカーも販売できないのか、ぜひ検討してください。要望しておきます。


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高槻ご意見番 代表 北岡隆浩(高槻市議会議員)