本日は12月議会の2日目の本会議。私も3つの議案について質問しました。
午前中で議会は終わり、その後、大阪地方裁判所へ。13時10分から、旅費詐取訴訟の判決言渡しがありました。元校長の不法行為や、大阪教育委員会の運用が条例違反であることが認定され、報道されたとおり、一部勝訴となりました。
主文のとおり金額は少額です。これは、平成23年度と24年度で計372件の虚偽申請があったのですが、裁判上の事情で、39件に絞ったことや、その39件の中でも、期間徒過で15件が却下されたこと(裁判所の期間徒過の判断には納得がいかないところもあるのですが・・・)、そして、自家用車で出張した場合の旅費から通勤手当を差し引くべきだというこちらの主張が認められなかったためです。
額は少ないですが、元校長の指示で教職員らが虚偽の旅費を申請したこと、つまり学校ぐるみで旅費を詐取したことや、それをかばうために府教委が突然言い出した特異な運用(出張先から自宅へ直帰したにもかかわらず、学校へ戻ったものとして、学校と出張先の往復の距離の旅費を支給するという運用)が府の条例に違反することは認定されたので、こちらの主張のほとんどが認められたと考えています。
なお、金額的には、
・元校長に対して807円を請求せよ。
・8517円の追加支給をしてはならない。
ということになります。
この裁判は、弁護士さんががんばってくれなければ、勝てませんでした。弁護士の岡本大典先生、福井健先生、坂本団先生には大変お世話になりました。