高槻ご意見番

「高槻ご意見番」の代表で、高槻市議会議員の北岡たかひろのブログです。

【有給職免改ざん訴訟控訴審】高裁でも全面勝訴!

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交通部の労組幹部が給料をもらいながら観光旅行に行っていた件の裁判について、大阪高等裁判所でも違法と判断され、私が全面的に勝訴しました。

高槻市営バスを運行する高槻市交通部労働組合の幹部4人(執行委員長・副執行委員長・書記長・書記次長)が、「学習会」の名目で有給の職務専念義務の免除(通称「有給職免」)を、管理者から許可され、ダムで有名な黒部へ1泊2日の旅行をしていた件について、4人の2日分の給与約20万円を損害賠償請求・不当利得返還請求せよと、平成20年6月23日に、高槻市自動車運送事業管理者を被告として、住民訴訟を提起しましたが、平成21年12月17日、大阪地裁で勝訴判決を得ました。

高槻市側は、地裁判決を不服として、大阪高裁に控訴。本日13時10分、大阪高裁73号法廷で判決が言い渡され、高槻市側の控訴は棄却されました。つまり私が勝訴したということです。

判決文を読むと、高槻市の行為が、第一審の地裁判決よりも、さらに厳しく断罪されています。ページの下のほうに判決文の主なページを載せましたのでご覧下さい。

簡単に「勝訴」していると思われるかもしれませんが、勝訴判決を得るまでには、弁護士さんと打ち合わせをし、大量の書面・証拠を提出し、時には証人尋問をし、かなりの時間が費やされています・・・

今回の裁判の件で、私のところに交通部の職員から多数の連絡がありました。

「組合費を使って単なる旅行をしていたようだ。」
「4人でやる会議をなぜ、わざわざ黒部まで行かなければならなかったのか?」
「元組合の中央委員の方からは、当初の報告では、東京の組合本部で会議をしたとなっていたのに後から黒部に変わっていた。嘘をつかれた。」
「現役員が組合員に対して、あれは書記長が組んだ旅行で俺は行きたくなかったんだと言っている。」
などなど。

元四役も割れているとの情報もいただいており、何が真実なのか、機会があれば彼らに個別に訊いてみたいですね。


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