高槻ご意見番

「高槻ご意見番」の代表で、高槻市議会議員の北岡たかひろのブログです。

日本創新党、結成!

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「首長新党」と仮称されていた「志民」による新党が、本日正式に結成されました。その名も「日本創新党」。

本日15時から記者会見が行われ、党名や基本理念などが公表されました。来る参議院選挙には10人以上の立候補者を擁立する予定とのこと。

日本創新党は、「よい国つくろう!日本志民会議」の志民が立ち上げた政党で(政党要件を満たしていないので正確には現在は政治団体)、行財政改革の実績がある現役首長や首長経験者だけでなく、地方議員約100人も参画予定。

昨日はTBSの「報道特集」で報道されましたが、今日はテレビ朝日の「サンデー・フロントライン」で、結党までの舞台裏が特集されました。

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テレビ報道されたとおり、かなり以前から水面下で準備がされてきており、私も地方議員の集まりがある度に、東京などに足を運びました。

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国はどこまで借金ができるのか・・・このことが、常々疑問だったのですが、エコノミスト田代秀敏さんが文藝春秋5月号に寄稿された「あと4年、財政と年金は同時に破綻する」という論文によれば、「遅くとも十年後、早くて3~4年後には国債破綻は現実のものとなる」とのこと。

このままいけば、日本政府の資金繰りが行き詰まり、国債が暴落するXデーが必ず来る。国債購入の原資は年金の積立金や郵貯簡保。つまり国債暴落が起これば年金制度も崩壊する。日本国民は、年金も貯金も失くした状態でハイパーインフレを迎えるのか、それとも危機に目覚めて方向転換の舵をとるのか…

国民は、日本の財政問題について、もっと危機感をもつべきです。

私は地方議員という立場ですが、このように日本が沈みゆくときに、地元のことだけを考えている場合ではないと思っています。もちろん、地元のことも改革していかなければなりませんが、国が滅びれば、地方でいくら努力しても、水泡に帰してしまいます。夕張のように自治体が破たんすれば、別の自治体に引っ越せばいいのかもしれない。けれども、国が破たんすれば、多くの国民にとって、逃げ場はありません。

私は、次の参議院選挙は、日本創新党に賭けてみたいと考えています。