高槻市が公表した最新の人口動態を見ると、平成22年度からずっと人口が減少しています。
http://www.city.takatsuki.osaka.jp/ikkrwebBrowse/material/files/group/9/jinkoudoutai(H16-H25).3.pdf
22年度358183人(前年比-404)
23年度357137人(前年比-1046)
24年度356329人(前年比-808)
25年度355752人(前年比-577)
26年度355240人(前年比-512)
近隣市における転入・転出の状況はどうかというと・・・
何故か高槻市役所が公表しているこのグラフには、高槻市の転入・転出が描かれていない。これだけ見ると、茨木市の転出超過が突出していて、一人負けのように見えますが、高槻市のものを描き入れてみると・・・
なんと、高槻市が断トツで転出超過であることが如実に・・・これを見せたくないために、グラフに高槻市のものを描かなかったのでしょうか?他市の状況をこういった形で記すなら、これと比較するために、自分たちの市の状況も描くべきです。
ちなみに、茨木市の平成26年度の人口を見ると、前年より人口を増やしています(277768人→278741人(+973))。高槻市は上記のとおり、平成26年度で512人減らしていますので、今や一人負けの状況なのかもしれません。
自然動態を見ても、平成23年度から、死亡数が、出生数を上回っています。自然動態も、社会動態も、どっちも人口減少している高槻市。何か手を打たなければ、歯止めがかからないように思われます。
まずは、人口減少の原因、特に転出の原因をしっかりと調査するところから始めるべきでしょう。原因が分からなければ有効な対策は打てないはずですし。