高槻ご意見番

「高槻ご意見番」の代表で、高槻市議会議員の北岡たかひろのブログです。

【焼却残灰等運搬業務】市外の事業者も入札に参加してもらうべき

今日は9月議会の本会議の2日目。平成23年度の決算や条例案、24年度の補正予算などについての質疑があり、私も何点か質問をしました。

3年前、前島クリーンセンターから出る焼却残灰等の運搬業務について、入札には市外の業者も広く参加できるよう議会で要望したところ、そのとおりに入札が実施され、価格が3分の1になったということがありました。

今回の補正予算では、それらの業務の契約を更新するための債務負担行為が計上されていたので、念のため質問したところ、答弁した部長は「入札方法については、今後検討する」と繰り返すばかり・・・特定の事業者と随意契約をしたり、は市内の事業者だけ入札に参加させたりといった時代に後戻りしないか、心配です。

以下は本日の質問原稿です。原稿ですので本番とは違う部分もあるかもしれませんが、ご了承ください。

<質問>
補正予算書8ページの債務負担行為補正について質問します。リサイクルごみ収集・運搬処分業務3600万円と、高槻クリーンセンター焼却残灰等運搬業務の1900万円についてですが、それぞれ平成25年4月1日から26年3月31日までの長期継続契約を結ぶとのことです。この契約の入札については、市外の業者も参加できるようにするのでしょうか?お答えください。

<答弁>
北岡議員のご質問に答弁いたします。
入札方法については、今後検討してまいります。

<質問>
今後検討するとのご答弁ですが、何故なんでしょうか?以前、市外の事業者に参加していただくことで、劇的に価格が下がりましたよね。ちょうど3年前の平成21年9月11日の本会議で、私はこの問題を取り上げましたけれども、それまでは、焼却残灰等の運搬業務についてですが、入札の参加者を市内の事業者に限ったり、あるいは随意契約をしたりしていて、他の市町村と比べると、割高な契約をしていたということがありました。けれども、平成21年12月に実施した入札では、市外の事業者にも参加してもらうことで、1トン当たりの契約単価が約3分の1になりました。それから今までの3年間で、おそらく1億円くらいの経費削減ができたのではないかと思います。なのに、今回、「入札方法については、今後検討する。」という答弁をされるのは、私は納得がいきません。これまでの経緯から何を学んできたんでしょうか?部長は、市外の事業者も入札に参加させると明言すべきではないのでしょうか。無理だというのなら、その理由をお答えください。

<答弁要旨>
平成25年度からの契約ですので、入札方法については今後検討してまいります。

<質問>
以前のような、特定の事業者と随意契約をしたり、あるいは市内の事業者だけを入札に参加させたりして、他の自治体よりも割高な費用を支払っていた時代に後戻りしないようにしていただきたいということを要望します。また、「今後検討する」というような答弁であれば、この議案については賛成しづらいということを表明して質問を終わります。