高槻ご意見番

「高槻ご意見番」の代表で、高槻市議会議員の北岡たかひろのブログです。

共産党のデマに惑わされないで下さい

日本共産党のデマビラ

エイプリルフールだからというわけではありませんが、今日はデマの話。

4年前も共産党は、政務調査費の領収書を公開していると嘘をつきましたが、今回もまたデマをやってくれました。

写真の文章は日本共産党のビラに書かれていたもの。「吉田康人派の市会議員」とありますが、文の内容からして、どう考えても私のことです。以下その全文です。


安満遺跡でのサッカー場建設には反対  日本共産党

吉田康人派の市会議員は「サッカー場をつくらないのは公約違反」と市長を攻撃

 奥本市長が8年前の選挙でサッカー場建設を公約、その後市民や議会の反対の声があり、遺跡を生かした公園にするとし、特別委員会を設置し検討を重ねています。
 しかし、吉田康人氏を応援している市会議員は、議会の中でサッカー場を建設しないのは公約違反、嘘つきであると攻撃を繰り返しています。
 日本共産党は、サッカー場建設には反対です。安満遺跡は西日本の宝です、しかも、建設には土地の購入も含め250億円規模の開発になります。(原文のまま)



これを読むと、私はサッカースタジアム推進派で、せっかく市長が遺跡公園に方針転換したのに、公約を守れと市長を攻撃している、というふうに読めますよね。

しかし、これが嘘だということは、私のブログを読んでくださっている皆様ならお分かりでしょう。

まず、高槻市は、サッカースタジアム建設案を捨ててはいません。平成22年11月10日の史跡整備等特別委員会で、私の質問に対し、高槻市は、

 スタジアム建設等につきましては、平成18年3月に策定いたしました基本的な方針の中で、まずは市民の財産として公園用地を確保し、その後、民間企業等の協力を得た段階で、段階的に取り組むとしておりまして、行政案の一つとして今も考えております。



と答弁しています。「行政案の一つ」として今も考えているのです。

また、私は、「サッカー場をつくらないのは公約違反」というふうには攻撃していません。実現不可能な公約=ウソ公約を掲げたのではないのかと、奥本市長を攻撃してきたのです。

例えば、私が市議に当選して初めての一般質問では、

No.97 北岡隆浩議員
 この公約は、4年前の市長選挙の際の奥本市長の最大の目玉公約でありました。けれども、先ほどのご答弁では、特別委員会に付託して、いかにも進んでいるようなことをおっしゃってましたけども、この4年間、全く進捗していない。また、今回の市長選挙マニフェストには、サッカースタジアムのサの字も出てこない。それより何より、この公約を掲げる以前には、京都大学文化庁とは協議すらもしていなかった。つまり、実現可能かどうかを全く考慮せずに目玉公約を4年前につくってしまったわけです。公約は生きているのか死んでいるのかと一番最初にお尋ねしましたけれども、実は、この公約は最初から死んでいたと言えると思います。有権者をだますために掲げたうそ公約だとしか考えられないです。うそ公約ではない、公約違反ではないとおっしゃられるならば、マニフェストの原則にのっとって、いつまでに実現させるのかという期限を、今すぐにちゃんと示してください。それができないというのであれば、皆さんをだまして済みませんでしたと、サッカーファンの子どもを初めとする高槻市民の皆さんに謝罪をしていただきたいと思います。



北斗の拳」ではないですが、公約はすでに死んでいたんだろ?と攻撃してきたわけです。

すでに死んでいると考えられる公約を、「サッカー場建設には反対」などと言って、葬り去ろうとするのはナンセンスな話です。詐欺師に対しては、「その詐欺話には反対だ」と言うよりも、「それ、詐欺でしょ?」と追及すべきではないのでしょうか?

サッカー場建設には反対」ということは、共産党は、サッカー場ができると考えているのでしょうか?できると考えているのなら、その根拠を教えてほしいものです。

また、京大農場の購入には賛成なのでしょうか?遺跡を活かした公園には賛成のように見えますが・・・そうすると、文脈的には、250億円規模の開発についても、賛成のように見えます。その点は、わざとぼやかして書いているのかもしれませんが。

いずれにせよ、私をサッカースタジアム推進派にでっち上げて、自分たちは反対派だとエエ格好するというのは、とんでもないやり口です。嘘を吐いて、私に濡れ衣を着せて、自分たちは正義を気取るというのは、どういう神経をしているのか。

なんなんでしょうね、この人達は・・・

先日、新聞に、こんな本の広告が載っていました。

体験的日本共産党チラシの研究 
夏井明男著 
税込価格: ¥1,680 (本体 : ¥1,600) 

なぜ日本共産党はウソをつき、ついても平気なのか。東京・日野市の市議会議員を24年間務め、共産党に個人的中傷チラシを配られた著者が、チラシ作りのテクニックと思想的背景を鋭く分析する。



高槻の共産党に限らず、全体的にそういう体質なのかもしれませんね。

公共広告機構(AC)のコマーシャルでは、震災時にデマに惑わされないようにしよう、と呼びかけていますが、選挙時のデマにも惑わされないように、皆さんご注意ください。有能な人が落選したり、変な政治屋を選んだりすると大変なことになってしまいますから。